2025年のイースターはいつ? イギリスの春の祝祭を徹底解説!由来や楽しみ方、うさぎやエッグの意味も紹介

日本ではあまり馴染みのない「イースター(Easter)」ですが、ヨーロッパの多くの国ではクリスマスと並ぶほど大切な祝日。イエス・キリストの復活を祝うこのイベントでは、カラフルな卵やウサギのモチーフがあふれ、街も華やかな雰囲気に包まれます。この記事ではイースターの宗教的背景から2025年の日程、ならではの楽しみ方まで、詳しくご紹介していきます🐇
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イースターとは?
イースター(Easter)は、キリスト教の「復活祭」のこと。イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなった後、3日目に復活したことを祝う日。
キリスト教において、イエスの死と復活は人々の罪を贖う重要な出来事とされ、イースターはその中でも最も大切な祝祭とされています。
しかし、現代では宗教的な意味合いだけでなく、春の訪れを祝うイベントとしても広く親しまれています。家族や友人と集まり、イースターエッグ(卵型のチョコレート)を交換したりする文化が定着しています。
イースターの歴史と起源

イースターの起源には、キリスト教以前の春の祭りの影響があると考えられています。
「イースター(Easter)」という名前は、古代ゲルマン民族が信仰していた春の女神「エオストレ(Eostre)」に由来するとされています。エオストレは「春と豊穣の女神」であり、生命の誕生や再生と結びついていました。そのため、キリスト教がヨーロッパに広まる過程で、春を祝う風習とキリストの復活が結びつき、現在のイースターの形になったと考えられています。
また、イースターが春分の日の後に祝われるのも、古代の春祭りと関係があるとされ、冬が終わり新しい命が芽吹く季節の訪れを祝う意味が込められています。
イースターと今年の「聖週間」
イースターは一日だけのお祝いではなく、その前の一週間が「ホーリーウィーク(聖週間)」として、特別な期間として扱われています。
- パームサンデー(Palm Sunday):イエス・キリストがエルサレムに入城した日を記念する日
- マウンディサーズデー(Maundy Thursday):最後の晩餐が行われた日
- グッドフライデー(Good Friday):イエスが十字架にかけられた日(イギリスでは祝日)
- ホーリーサタデー(Holy Saturday):復活前日の沈黙の日
- イースターサンデー(Easter Sunday):イエスが復活した日(最も重要な日)

今年2025年のホーリーウィークは、Palm Sunday: 4月13日(日)〜Holy Saturday: 4月19日(土)とされています!
2025年のイースターはいつ?
イースターの日付は毎年変わります。2025年のイースターは 4月20日(日) です。
イギリスでは、イースター前後の金曜日(Good Friday)と月曜日(Easter Monday)が祝日となるため4連休となり、多くの人が旅行に出かけたり、家族で集まったりします。

なぜイースターの日付は毎年違うの?
イースターは「動く祝日」と言われ、毎年日付が異なります。その計算方法は、使用する暦によって変わります。
西方のイースター(カトリック・プロテスタント)
- 春分の日(3月21日)を基準に、その後の最初の満月の後の日曜日がイースターサンデー
- グレゴリオ暦を使用
- 世界の多くの国がこの方式を採用
東方のイースター(東方正教会)
- 計算方法は基本的に同じですが、ユリウス暦を使用(グレゴリオ暦より13日遅れ)
- そのため、西方のイースターより1週間以上遅れることが多い
具体的な日付の違い
西方のイースター | 東方のイースター | |
---|---|---|
2024年 | 3月31日 | 5月5日 |
2025年 | 4月20日 | 4月20日(同じ日) |
このように、イースターの日付は毎年変わり、特に東方正教会では西方のイースターとずれることが多いのが特徴です。
イースターの風物詩
イースターは宗教的にとても大切な意味を持つ祝日。そんなイースターが、実際にどのように楽しまれているのかご紹介していきます!
エッグハント(Egg Hunt)

イースターといえば「エッグハント」が定番!これは庭や公園に隠されたイースターエッグ(カラフルな卵型のチョコレートやおもちゃ)を子どもたちが探す遊びです。
大きな公園や観光地でもエッグハントのイベントが開かれ、特にナショナル・トラスト(National Trust)が主催するエッグハントは毎年大人気。家族で訪れると、イギリスの春らしい風景と一緒に楽しめます。
イースターバニーとイースターエッグ

イースターが近づくと、「イースターバニー(Easter Bunny)」のモチーフをあちこちで見かけます。ウサギは多産な動物であることから「生命の象徴」とされ、春の訪れを祝うイースターと結びついているのです。
伝承によると、このイースターバニーが子どもたちのために「イースターエッグ(Easter Egg)」を運んでくるとされています。その影響で、チョコレートエッグを贈り合う習慣が定着しました。イギリスのスーパーにはさまざまなサイズやデザインのチョコレートエッグが並び、イースターの定番ギフトとなっています。
イースターエッグのデコレーション

イースターといえば、卵をカラフルにデコレーションするのも伝統的な楽しみ方のひとつ。ゆで卵にペイントをしたり、シールやリボンで飾ったりと、アート感覚で自由に楽しめます。
特にヨーロッパでは、国ごとに独自の装飾スタイルがあることで有名。イギリスでは、家庭で手作りすることもありますが、子ども向けのワークショップやイベントも開催され、春らしいカラフルなイースター気分を盛り上げます!
伝統的なイースターランチ
イースターの日曜日には、家族や友人と集まって特別なランチを楽しむのが一般的です。イギリスの伝統的なイースターランチでは、ローストラム(羊肉のロースト)がよく登場します。これは、キリスト教における「犠牲の子羊」の象徴とされています。
デザートには「ホットクロスバンズ(Hot Cross Buns)」が人気です。スパイスの効いた甘いパンで、表面に十字の模様が入っているのが特徴。イースターの時期になると、ベーカリーやスーパーで多く販売されます。
イースターエッグやウサギの意味

イースターに欠かせない「卵」と「ウサギ」には、それぞれ特別な意味があるとされています。
- 卵(イースターエッグ): 卵は「新しい命の誕生」を象徴し、キリストの復活と結びついています。昔は本物の卵にペイントして飾っていましたが、現代ではチョコレートエッグが主流になっています。
- ウサギ(イースターバニー): ウサギは多産な動物であることから、生命や繁栄の象徴。子どもたちに卵を運んでくる存在として親しまれています。
イースターの日はお店が閉まる?

イギリスでは「イースターサンデー」は特別な日とされ、多くの商業施設やレストラン、スーパーが閉まります。特に大型のショッピングセンターやデパートはほとんど休業となるので、旅行中の方は注意が必要です。
ただし、小さな個人経営のお店や一部のカフェ、レストランは開いていることもあります。事前に営業時間をチェックしておくと安心!
おわりに
イギリスの春の風物詩「イースター」。宗教的な意味を持つ祝日ですが、現代では家族や友人と楽しむイベントとして広く親しまれています。
もしイースターの時期にイギリスを訪れるなら、ぜひスーパーで可愛いチョコレートエッグをチェックしたり、公園で開催されるエッグハントに参加したりして、現地の雰囲気を楽しんでみてくださいね!