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イギリス旅行はいつが安い?季節ごとの値段と魅力をまるっと解説

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イギリスは、季節が変わるだけで旅の雰囲気も値段もガラッと変わる国。「安い時期に行きたい」「せっかくならその季節ならではの空気を感じたい」というあなたのために、この記事では、どの季節も“値段・メリット・デメリット・おすすめの人”の4軸で丁寧に比較しながら紹介していきます。

これを読めば、“自分にとってベストな渡航シーズン”がきっと見えてくるはず!

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1〜2月|“素顔のイギリス”に出会える、しんと静かな冬(最安)

1月から2月のイギリスは、とても静かで落ち着いた空気に包まれています。クリスマスと年末の賑わいが過ぎ、観光客もいったん落ち着き、街は地元の人たちの生活感を取り戻す時期。ロンドンでも、どこか“素顔の表情”が見える季節です。

値段

まず値段ですが、1月〜2月は1年の中で一番安い時期。

航空券は年間でも底値に近づき、ホテルも空室が多く、全体的に旅費を大きく抑えられます。予算優先なら、文句なしで最強のシーズンと言えるでしょう。

デメリット

ただ、安さの裏には当然デメリットもあります。外気温は0〜7℃前後、しかも風が冷たく体感温度はさらに低いことも。夕方4時には暗くなり、とにかく曇り空が多い印象。でも、それがむしろ「冬のイギリスらしい雰囲気」と感じられる人も少なくありません。

メリット

冬は大規模イベントが減る一方、美術館や博物館、マーケットなど、イギリスの“文化の深みに潜る旅”が最高に向いています。他のシーズンと比べて街が比較的静かで人も少なく、ゆっくり観光可能。落ち着いた旅をしたい人にはむしろ大きなメリットです。

1〜2月のイギリスが向いている人

冬が向いているのは、

  • 安く旅したい人
  • 混雑を避けたい人
  • 観光より“街の空気”を味わいたい人
  • 静かでしんとしたヨーロッパの冬が好きな人

そんな方たちです。

安さ以外にも“冬だけの魅力”がしっかりある、侮れないシーズンなんですよ!

3〜4月|春の光が戻る季節。ただしイースターに注意

冬を抜け出したイギリスに、少しずつ光と色が帰ってくるのが春。ロンドンのハイド・パークやリージェンツ・パークでは、3月はまだ寒さが残るものの、4月にかけて花々が開き、公園の景色が一気に華やぎます。

歩いているだけで、心がふっと軽くなるような美しさです!

値段

ただし、この季節の値段は少し注意が必要。“イースター(復活祭)”があるタイミングで旅費が大きく跳ね上がります。ヨーロッパ中の人が移動するので、航空券も宿も高額になるので注意が必要。

メリット

メリットとしては、花の季節ならではの美しさと、冬より明るい軽やかな空気感。それに、晴れたり雨が降ったりを繰り返す“イギリスらしい春の天気”も魅力といえば魅力です。写真好きにはたまらない季節でしょう。

デメリット

デメリットは、気温が安定しないこと。日本の感覚で“春だからあたたかい”と思って行くと、普通にコートが必要です。突然の雨もよくあります。

3〜4月のイギリスが向いている人

この季節がぴったりなのは、

  • 花や植物が好きな人
  • 写真を撮るのが好き
  • 街の雰囲気をのんびり楽しみたい人
  • 多少の天気の移り変わりも含めて旅を楽しめる人

こうした“季節の空気感”を味わいたいタイプにぴったりです。

5〜6月|初夏の心地よい陽気。ピーク前の“ちょうどいい季節”

個人的に、「実は一番おすすめなのでは?」と思ってしまうのが5〜6月のイギリス。気温が上がりすぎず、服装も長袖や軽いジャケットで快適。

さらに、夏の喧騒が始まる前で、観光もゆっくり楽しめます。

値段

値段は“中間価格”といったところ。イースターシーズンほど高くなく、夏ほどのピーク価格でもありません。

ただし6月後半になると夏に向けて値段が上がり始めるので、狙い目は5月〜6月前半。

メリット

メリットはとにかく“気候がちょうどいい”こと。緑がきれいで、外を歩くのが本当に気持ちいいです。だんだんと日も長くなるため、夕方の散歩が最高に心地よい時間になります。

デメリット

デメリットといえば、人気があるため、春よりは旅費がやや高くなること。
また、6月後半は観光客が増える傾向があります。

5〜6月のイギリスが向いている人

この季節は

  • 初めてのイギリスで失敗したくない人
  • 過ごしやすさ優先の人
  • “安さより快適さ派”の人
  • 新緑の季節が好きな人

にこそ、おすすめしたい季節です。

7〜8月|一年で最も明るく、一番高額な季節

7〜8月のイギリスは、夜10時頃まで明るい日が続き、人々が自然と外に集まる季節。

公園でくつろぐ人や、パブのテラス席で語らう人の姿が増え、街は冬のクリスマスとはまた違った、開放的な活気に包まれます。

値段

この時期は、イギリス旅行の中でも最も高額になりやすいシーズンです。ヨーロッパ全体のバカンス時期と重なるため、航空券は早い段階から値上がりし、ホテルも高めの価格設定になります。直前予約では選択肢がかなり限られることもあり、予算には余裕を持っておきたい時期です。

メリット

最大のメリットは、日照時間の長さ。夜遅くまで明るいため、一日の行動時間が自然と長くなり、観光・食事・散策を無理なく組み込めます。湿気が少なく、気温も20〜25℃前後の日が多いため、日本の夏に比べると体はかなり楽に感じるでしょう。

また、ミュージックフェスや屋外イベントが各地で開催され、観光地を巡らなくても「その場の雰囲気」を楽しめるのも夏ならでは。

デメリット

一方で、最大のネックはやはり費用の高さ。加えて、地下鉄やバス、レストランなどにエアコンがない場所も多く、30度を超える暑い日は想像以上に疲れやすく、熱中症の危険も。観光地の混雑も避けられません。

ヨーロッパは暑さへのインフラが不十分なため、熱波が来ると日本よりも厳しく感じることも…

7〜8月のイギリスが向いている人

この季節が向いているのは

  • 街が明るく元気な雰囲気を味わいたい人
  • 価格より“体験”を優先するタイプ
  • 夏のヨーロッパ文化を全身で感じたい人
  • 外で過ごす時間が好きな人

そんな“夏の幸福感を味わいたい人”にぴったりのシーズンです。

9月〜10月|落ち着きと美しさの“こなれシーズン”。実は狙い目

夏のにぎやかさがひと段落し、街が少し大人の表情を取り戻すのが秋のイギリス。観光客も減り、気候も安定しやすく、「ちょうどよさ」を感じる人がとても多い季節です。

ロンドンの公園や郊外の村では、木々が少しずつ色づきはじめ、しっとりとした美しさが広がります。

値段

9月は夏のピークが終わるため、航空券・ホテルともに価格が下がり始めます。
10月に入るとさらに落ち着き、夏よりかなり手頃、冬ほど安すぎない“良バランス価格”になります。

「高すぎず、満足度が高い」そんな印象の時期!

メリット

観光地は混みすぎず、気温も10〜18℃前後と快適で、街歩きが本当に楽しいのがメリット。秋の紅葉に包まれた街並みや公園は写真映えも抜群で、カフェ巡りや地方都市への小旅行にもぴったり。夏の浮かれた空気が少し落ち着き、イギリスらしい静かな魅力が戻ってくるのも、この時期ならではです。

デメリット

一方で、10月後半になると雨の日が増え、日照時間も短くなってきます。天気は晴れたり曇ったり雨が降ったりを繰り返すため、防水の上着は欠かせません。この変わりやすさも含めて「イギリスらしい」と楽しめるかどうかが、満足度を分けるポイントになるかも。

9〜10月のイギリスが向いている人

この季節がおすすめなのは、

  • 人混みが苦手な人
  • 落ち着いた雰囲気が好き
  • 写真・街歩き・自然が好き
  • コスパと快適さの両方を重視したい人

11月〜12月|暗く寒いけれど、美しいクリスマスシーズン

10月末でサマータイムが終わると、日の入りは一気に早くなります。
午後4時には薄暗くなり、街は少しずつ冬の顔へ。

でも、ここで知っておきたいのが「11月は実は穴場」ということ。

クリスマス直前の値上がり前で、旅費は比較的抑えやすい時期。そして11月中旬になると街は一気にイルミネーションに包まれ、クリスマスマーケット、ショーウィンドウ、パブの装飾……夢のような光景が広がっていきます。

値段

11月は年間の中でも比較的安く、狙い目の時期です。一方で、12月の特に中旬以降になると航空券もホテルも一気に値上がりします。クリスマス前後は、年内でもトップクラスの価格帯になることが多いです。

メリット

この季節一番の魅力は、やはりクリスマス前ならではの街の美しさ。11月中旬頃から街は少しずつイルミネーションに彩られ、あちこちでクリスマスマーケットも始まります。歩いているだけで、ほかの季節では味わえない特別な空気を感じられるでしょう。

名所を次々と巡る観光というより、街に流れる雰囲気そのものを楽しみたい人にとっては、きっと心に残る旅になるはず。

デメリット

寒さは本格的で、気温は0〜7℃前後。日照時間も短く、16時には暗くなるため観光できる時間は限られます。また、12月は価格が高く混雑しやすいため、スケジュールや予算には余裕を持つ必要があります。

11〜12月のイギリスが向いている人

クリスマスが好きで、冬の街並みやイルミネーションに心を惹かれる人には、この季節はぴったりです。観光地をたくさん回るよりも、雰囲気を味わうことを大切にしたい人や、11月の安さを上手に狙える人に向いています。

この季節がおすすめなのは、

  • クリスマスが好きな人
  • マーケットやイルミネーションに心惹かれる人
  • 観光地をたくさん回るよりも、クリスマスの雰囲気を味わいたい人

安く行くためのコツ

ここからは、さらに旅費を抑えたい人のためのテクニック。

平日発・平日帰りを選ぶ

旅費を抑えたいなら、まず意識したいのが出発と帰国の曜日です。週末発着は需要が高く、価格も上がりやすいため、平日を選ぶだけで数万円単位で差が出ることがあります。

LCCや地方空港発着を狙う

日本からロンドンへの直行便にこだわらず、アジアやヨーロッパの別都市を経由するルートも検討してみてください。乗り継ぎは増えますが、その分、驚くほど安くなるケースも少なくありません。

早期予約はやっぱり強い

早めの予約は強い味方です。「いつか行きたい」ではなく、「行く前提で」数ヶ月前から探し始めることで、選択肢も価格も大きく変わってきます。

おわりに

イギリス旅行は、いつ行くかによって値段も、景色も、旅の気分もまったく違ったものになります。大切なのは、「どんな旅をしたいか」を先に思い描くこと。この記事が、あなたにとっての“ちょうどいいイギリスの季節”を見つけるヒントになれば嬉しいです。

どうか、あなたのイギリス旅行が素敵なものになりますように。

ABOUT ME
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ブロガー
イギリス在住6年目、ロンドン在住5年目。 ロンドンの大学院を卒業後、現地でリモートワークライフを満喫中。 趣味はロンドンやヨーロッパ各地の美味しいもの巡り。 ジブリファンで、「魔女の宅急便」みたいな世界に住みたい一心でヨーロッパへやってきました。
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